シマウシノシタ

シマウシノシタ

今回このブログでご紹介するシマウシノシタはカレイ目・ササウシノシタ科・シマウシノシタ属の魚だ。有眼側に太い帯があり、前にこのブログでも紹介したオビウシノシタに非常によく似ている。

異体類シリーズ第3弾! ササウシノシタ科の、オビウシノシタ。 オビウシノシタはササウシノシタの仲間なので、眼は右...

有眼側に太い帯があるササウシノシタ科の魚はほかにもツノウシノシタ、セトウシノシタ、サザナミウシノシタ、そしてオビウシノシタがいる。これらの魚との区別方法は写真からだけでは難しいのだが、魚そのものがあればそれほど難しいものはない。セトウシノシタとサザナミウシノシタは尾鰭が目立つ。セトウシノシタについては以前も書いたので、こちらの記事もご参照いただきたい。

三河一色の魚市場でのサンプル収集で集めたセトウシノシタPseudaesopia japonica (Bleeker)です。 小...

ツノウシノシタもシマウシノシタに似ているのだが、この種は背鰭の第1軟条が長く伸長しているのが特徴だ。シマウシノシタとは別の属で、この1種だけでツノウシノシタ属を構成するのだが、アジアの海にすむものにはツノウシノシタとは違うようなものがいる。研究の余地はあるだろう。もしツノウシノシタを捕獲した!という方はご一報ください。

▲上がオビウシノシタ、下がシマウシノシタ

一方同じシマウシノシタ属のオビウシノシタは本当に厄介である。この2種を区別するのであれば、背鰭・臀鰭の軟条数を数えなければならない。基本的にシマウシノシタよりもオビウシノシタの方が軟条数が多い。分布域はオビウシノシタが東シナ海や山口県、九州に限られ、シマウシノシタはほとんど日本各地の沿岸にみられるというが、津屋崎にはどちらの種も見られるようだ。

シマウシノシタは日本の広い範囲に生息している。太平洋、日本海、東シナ海とわず、関東以南の本州~九州ならほとんどどこの沿岸にでもいるのではなかろうか。福岡の津屋崎でも本種は定置網などでよく漁獲され、市場に並ぶ。この個体も津屋崎のお魚センターうみがめで購入したもの。同じパックにクロウシノシタと一緒に入っていたのだ。

ササウシノシタの仲間は本州~九州ではあまり食用とはされていない。しかし、シマウシノシタは市場にもでており、肉厚でかなり美味な種である。今回はムニエルにしてみた。ウシノシタ科の魚、アカシタビラメ(上)と前回のクロウシノシタ(下)とともに食したが、シマウシノシタ(真中)が最も肉厚で美味であった。以前このブログでもご紹介したオビウシノシタは、シマウシノシタに似ているが、やや肉が薄くて華奢な印象を受けた。今回の個体よりも少し小さ目だったからだろうか。食用にするほか、観賞魚としての需要もあることはある。ただ比較的大きくなるため、小型種であるセトウシノシタやサザナミウシノシタの方が人気のようだ。

焼いてしまうと特徴的な帯は失われてしまう。しかし、ササウシノシタの仲間はウシノシタとは体の向きが違うのでわかる。眼は右側にあり、カレイの仲間に近いと思わせる。

欧州では「ソール」という魚を食べるが、このソールはササウシノシタの仲間の大型種のようだ。学名ではSolea soleaといい、英語名ではCommon sole,もしくはDover soleなどと呼ばれている。全長60cmになる大型種で、外見はササウシノシタよりもカレイの仲間のような雰囲気を感じる。日本ではこのような大型種がほとんどおらず、カレイやウシノシタ科ほどメジャーにはなれないのかもしれない。日本にすむササウシノシタの仲間では、アマミウシノシタが40cmを超えるが、この種は琉球列島以南の種で、本州から九州ではお目にかかれないようだ。

今日開幕するサッカーの祭典は占うのが難しい。週末のAKB世界総選挙はもっと占うのが難しいが、おぎゆかは若干落ちると予想。松井珠理奈と須田亜香里の名古屋勢が地元で1-2フィニッシュではなかろうか。個人的には宮脇咲良か、須田亜香里の1位が見たいところだが。

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