ハナフエフキ

ハナフエフキ

今日で7月も最後です。

7月最後のブログ更新は鹿児島からやってきたビッグな魚(といっても全長は30cmほど)。スズキ目・フエフキダイ科・フエフキダイ属のハナフエフキ。

ハナフエフキの特徴はいくつかあるが、鰓蓋に赤い二本の線が入ること。この特徴により、ほかのフエフキダイ科の多くの種類と区別できる。ほか、体側に複数の橙色の縦帯が入ることが多い。複数本入ることによってタテシマフエフキと区別することができる。

写真ではわかりにくいのだが、胸鰭腋部には小さな鱗がびっしりある。フエフキダイ科の同定にはこの部分が重要なのだ。

一方でもうひとつ胸鰭腋部の鱗の有無を確認することが重要なものにイットウダイ科のアカマツカサの類がいる。アカマツカサの類は非常に同定が難しい。その一方フエフキダイ科の魚はすくなくとも成魚では体側の斑紋などによっても同定することができるので少しはラクといえよう。

ハナフエフキはインド-西太平洋のサンゴ礁域に分布している。日本における分布域は主に琉球列島だが、山本ほか(2008)により和歌山県からホクロヤッコとともに記録された。ホクロヤッコは主にカリブ海に生息する大型ヤッコで、日本には分布していない種である。残念ながら海に放流されたと考えるのが自然といえるが、これはアクアリストの仕業に違いない!と思っている人もいるだろうが、ダイバーの客寄せに放流した可能性も否定できない。いずれにせよ昔むかしから客寄せに色々魚を放流するのが日本人というもので、恥ずかしい文化といえる。なんといっても外来生物を放すななどと言ってる環境省のお偉い人だってEM菌をばら撒いているのだ。EM菌は有用細菌群ではあるが、批判も多く、ニセ科学といっている人もいる。確かに有用な細菌群をあつめているので効果がないわけではないようだが、野に生物を故意に放しているのには間違いがない。それでよくガーを規制だのなんだのといっているものだ。いずれにせよ魚を海や河川にはいると生態系にも病理的にも問題が出てくるし、アクアリストにも迷惑をかけることがあるので良い子も悪い子も飼っていた魚や生物を野に放してはいけないのだ。

さて、怒りの話はここまで。フエフキダイの仲間は刺身はもちろん、煮つけ、しゃぶしゃぶ、鍋物などさまざまな料理で楽しむことができる。刺身は上品な美しい白身であるが味は薄い。九州以南の魚なので九州らしい甘口の醤油で楽しんだが、かなり美味しい物であった。煮つけはかなり甘くなってしまったが、それはそれで美味しい。今回は鹿児島の丸万 田中水産さんと京都中央卸売市場 シーフーズ大谷さんにおせわになりました。ありがとうございました。

文献

山本泰司・加藤哲哉・太田 満・荒賀忠一. 2008. 和歌山県沿岸で捕獲されたホクロヤッコとハナフエフキ. 瀬戸臨界実験所年報, 21: 35-36

おまけ

7/22に新しい魚が2種類入った。クマノミの1種ハナビラクマノミだ。親のリクエストだ。ほかにもう1種別の魚を箱入り娘として飼育しているが、これは別の機会に。

残念なニュースが入ってきた。「ドッグフードはニートの主食」でお馴染みの山本彩(さや姉)がNMB48を卒業してしまうのだとか。2017年、あの総選挙の場で空気も読まず「おめでとう~」といっていたメンバーもいる。個人的にはさや姉がいなくなったらNMBはもう崩壊してしまうのではないかと思う。

いつ卒業するかはわからないが、おそらく2年まえ、「てっぺん」をとったあの思い出のステージ「紅白歌合戦」でファンに別れを告げるのではないかと思う。最後のステージ、思い出の歌である「365日の紙飛行機」と「君はメロディー」を指原(嫌いだけど)や松井須田吉田柏木大家峯岸らといっしょに歌わせてあげたい。

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