ムカシクロタチを食べる

ムカシクロタチを食べる

またも1か月更新をさぼってすみませんでした。珍しい魚を食する機会があったのでご紹介します。ムカシクロタチという魚です。

ムカシクロタチは、「クロタチ」という名前ではあるが、クロタチカマス科の魚ではなく、1科1属1種のムカシクロタチ科の魚。外洋のやや深い場所にすむ魚で、なかなかお目にかかれないのだ。

ムカシクロタチを見ること自体は初めてではなかったが、前回の個体は太平洋産のマグロの胃内容物として得られた個体のみであり、丸1尾を見るのは初めてなのだ。

ムカシクロタチの特徴はいくつかある。そのうちの一つ。胸鰭はとても大きい。クロタチカマスの仲間は臀鰭にとどくのはあまり(?)いないと思うが、このムカシクロタチの胸鰭はえらいでかくて臀鰭にまで達する。

背鰭は二つに分かれているがその間に鰭膜でつながらない棘が数個あり、ハチビキの仲間にもにている。

分類群については従来はムカシクロタチ亜目とされていたが、現在はサバ亜目としても問題はなさそうだ。ほか、オキスズキやヤエギスの仲間、シマガツオの仲間などとともに分類群「ペラジア」を形成するようだ。スズキ目の分類は流動的ではあるが、今後の研究の進展に期待したい。

今回はお刺身にして食べてみた。確かに脂っこいが、クロシビカマス同様に美味しい。今回のムカシクロタチは川辺勝俊さんからのいただきものです。ありがとうございました。

また、椎名さんのようつべchでもこの魚について紹介してますので、できれば見てください。

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