珍しいカスリミシマを食べる

珍しいカスリミシマを食べる

先日長崎県からすごい魚が届いた。とても珍しい魚だ。カスリミシマという魚である。

カスリミシマはニュージーランド、ノーフォーク、オーストラリア近海、九州-パラオ海嶺、紀伊半島に分布しているが、なかなか写真を見ることもできない魚である。昨年も九州-パラオ海嶺周辺の魚であるクロダラを入手しているが、長崎にはその周辺の魚が集まりやすいのだろうか。

▲ヤギミシマ

カスリミシマに似ている魚に、ヤギミシマがいる。ヤギミシマはミシマオコゼ属の魚。カスリミシマの体側には白いカスリ状の斑紋があるが、このヤギミシマにはない。

実はこのカスリミシマが届いた日、ぼうずコンニャクさんもこのヤギミシマを欲しがっていたという。私が購入したのはカスリミシマだったとはいえ、ちょっと悪いことをしたかもと少しだけ反省。

▲カスリミシマの鱗

▲ヤギミシマの鱗

この2種を見分けるのに一番簡単な見分け方は鱗の配列である。ミシマオコゼやキビレミシマ、ヤギミシマなどミシマオコゼ属の鱗は斜走鱗列があるのに対し、カスリミシマにはそれがない。鱗は細かくばらばらである。サツオミシマやアオミシマとは、背鰭が2基あることにより区別することができる。アオミシマは何度もみたが、サツオミシマはいまだに見たことがない。

カスリミシマはミシマオコゼ科の魚であるため、美味しくないわけがない。身は薄いが甘味があり、肝が濃厚でこの二つを合わせて食べると美味しい。もう半身と刺身を作るのにひいた皮は唐揚げにして食べた。これも美味であったが、あまり見栄えは良くなく、写真はない。皮は鱗をひく必要もない。

この個体は雌で、卵も入っていた。卵もポン酢で食べると美味しかった。

今回も印束商店 石田拓治さんにお世話になりました。ありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

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