テンジクガレイ | 魚のブログ

テンジクガレイ

「平成」もあと1日でおしまいです。

平成時代を締めくくるのはこちら「テンジクガレイ」。標準和名には「カレイ」とあるもののカレイ科ではなく、ヒラメ科の魚だ。左ヒラメに右カレイ、という有名なことばがあるように眼が体の左側にあるが、ヒラメでも眼が体の右側にあるものがたまに生まれてくるし、種類によっては眼が左側にあるものと右側にあるものが50/50で出現することもあるという。

ヒラメ科の魚なので口はやや大きめで、歯もマコガレイなど一般的なカレイと比べて大きく強い。恐らく甲殻類や小魚などを食べる海のハンターなのだろう。また、鰓蓋に沿うように黒い二つの斑紋がなく、ナンヨウガレイと区別することができる。

体側の斑紋もナンヨウガレイと区別するポイントの一つになりうるだろう。側線に沿って二つの黒色斑があるが、その周りに小さく明瞭の白色斑がある。ナンヨウガレイにも二つの黒色斑があるが、白色斑はない。また黒色斑自体もあまり明瞭ではない。

テンジクガレイに似たものにナンヨウガレイ、ガンゾウビラメ、タイワンガンゾウビラメの3種がいるが、この3種はテンジクガレイと比べて背鰭軟条数が多いことで区別できる。テンジクガレイの軟条数74~78なのに対し、ガンゾウビラメでは80~85、タイワンガンゾウビラメでは79~89、ナンヨウガレイでは78~82である。

テンジクガレイの分布域は紀伊水道以南の太平洋岸、山口県、長崎県、琉球列島である。生息水深は浅く水深30m以浅。

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