3色アマダイ

3色アマダイ

ぶろぐをさぼっていました。すみません。最近は色々なことがありました。とくにショックだったことは先週で、川栄李奈ちゃんの結婚です。しかも川栄ちゃんのお腹には…。

さて。

最近はアマダイの仲間をよく購入している。そのうち本州~九州沿岸で漁獲されるのはアカアマダイ、キアマダイ、シロアマダイの3種だ。赤、白、黄色とはまるでチューリップの歌のようだ。

上から順に、アカアマダイ、シロアマダイ、シロアマダイ、キアマダイである。アカアマダイは日本のアマダイ科の中ではもっともポピュラー種。美味しい魚であり、若狭湾ではブランド化されているようだ。

アマダイの仲間を見分ける

アカアマダイ

▲アカアマダイの頭部

アマダイの仲間を見分けるのは比較的簡単といえる。まずアカアマダイの頭部、眼の後方には銀色の模様が入り、この特徴だけでシロアマダイ、キアマダイとの区別は簡単である。また、キアマダイは眼の下に白い線があるが、このアカアマダイにはない。

▲アカアマダイの後頭部

アカアマダイの後頭部正中線は黒くなる。この特徴はアカアマダイとキアマダイ、スミツキアマダイの3種に見られるが、シロアマダイには見られない。

日本のアマダイ3種では最も分布が広く、太平洋岸では茨城県以南に分布しているが、日本海岸では青森県、津軽海峡付近にもみられるようである。水深150m位の砂泥底にすみ、遊漁としては船釣りの対象魚。ほか延縄や沖合底曳網漁業でも漁獲される。

キアマダイ

▲キアマダイの頭部

キアマダイは3種の中でも最も美しい種で、かつ最も少ない種と思われる。生鮮時は頭部の色が金色に輝くのだが、死んで時間が経つと残念な銀色になってしまう。眼の後方に白い模様がないこと、眼の下に1本の白い線があることでアカアマダイやシロアマダイと見分けられる。スミツキアマダイでは眼の下の白い線は2本あることによりキアマダイと見分けられる。

▲キアマダイの頭部

キアマダイも後頭部の正中線が黒いのが特徴だ。

キアマダイは先ほども述べたように3種の中で最も数が少ない。これは本種はこの3種の中では最も深い場所(300m以浅)に生息しているからだろうか。また分布域も広くはなく、太平洋岸では千葉県以南にいるが、日本海岸では若狭湾以南でないとみられない。遊漁としてはアカアマダイと違い専門には狙われず、深海釣りでたまにかかってくる程度だろう。

シロアマダイ

▲シロアマダイ頭部

シロアマダイはほかのアマダイよりもまさしく「白っぽい」体が特徴。ただし体は薄いピンク色である。ほかのアマダイとは異なり、頭部には線がなく、眼後方の白い模様もない。背鰭前方はやや色が濃いものの、黒色斑がなくハナアマダイと区別できる。またシロアマダイの頬の鱗は小さく大きさは一様であるが、ハナアマダイは頬中央部の鱗がほかの鱗よりも大きい。

▲シロアマダイ後頭部

正中線は背鰭の付近が薄ら黒いだけで、明瞭に黒いわけではない。

分布域は鹿島灘以南の太平洋岸、若狭湾以南の日本海岸。アマダイ3種の中では最も大きくなり50cmくらいになるのもいるようである。またもっとも美味だとされる。生息水深はこの3種の中でも最も浅く、愛媛では陸から釣れることもある。

あと2種のスミツキアマダイとハナアマダイだが、残念ながらスミツキアマダイは写真でしか見たことがない、私にとっては幻の種である。分布域は東シナ海から台湾で、日本では山口県日本海岸から男女群島近海の水深100m前後にいて、底曳網漁業で獲れるらしい。一方、ハナアマダイは奄美、沖縄本島に生息し、私も奄美大島の名瀬で見たことがあるが残念ながら入手できなかった。どちらの種も見つけたらぜひ送っていただきたい。

▲キアマダイ

今回の魚は長崎市の印束商店 石田拓治さん(アカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイ)、鹿児島市の田中水産 田中 積さん(キアマダイ)に送っていただきました。ありがとうございました。

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