バラハナダイ | 魚のブログ

バラハナダイ

すみません、体調不良&忙しかったのでブログを更新できませんでした。もうしわけありません。本年もよろしくお願いいたします。

今回は最近入手した(最近といっても12月)に入手した魚のご紹介。ハタ科・イッテンサクラダイ属のバラハナダイである。

見てもわかるようにとてもきれいな魚体だ。バラハナダイは珍しい種類であるが、深場釣りではたまに釣れる。市場にもでて食用になることもあるのだが、残念なことにこの個体は消毒用のグリーンFゴールドに漬けてしまっているので食べられないのだ。

先ほども述べたように、バラハナダイは珍しい魚だ。ただ、珍しいというよりはなかなか出会えないといった方が正しいのかもしれない。水深200~300m前後の岩礁におり、一般的なダイビングではお目に罹れないし、釣りでも深海釣りに頼ることになる。分布域は日本の太平洋岸、台湾、マリアナ諸島とされるが、観賞魚として入手するのは困難だろう。

バラハナダイの尾鰭。Odontanthias chrysostictusと呼ばれる種はバラハナダイに極めて似ているが、尾鰭の色彩や長さなどがやや異なるように見える。

バラハナダイを含むイッテンサクラダイ属は15種が知られているようで、日本にはそのうちボロサクラダイ、イッテンサクラダイ、バラハナダイ、マダラハナダイ、ナガハナダイが知られている。イトマンオオキンギョは以前はバラハナダイ属とされたがMeganthias属に移動した。Meganthias属の和名はイトマンオオキンギョ属となる。

また、この仲間はバラハナダイ属(Holanthias属)とされていたが、現在はこの属とは別物とされる。Odontanthias属とされ、属の和名はイッテンサクラダイ属となった。混乱をさけるためOdontanthiasにはバラハナダイ属の和名を使わない方がよいだろう。

バラハナダイ属はなかなか入手できないハナダイの仲間であった。しかし、2019年は2種類も入手することができた。まずは5月に1種類、そして12月にこのバラハナダイだ。5月に入手した種についてはまた機会があればご紹介したい。しかし、長いこと待っていても来ないのに来るときはまとまってくるのだから、魚というのは面白いものだ。

今回バラハナダイを送っていただいた水谷昌生さん、ありがとうございました。

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