イロブダイ | 魚のブログ

イロブダイ

3月に沖縄の石垣島へ行ってきた際に出会った魚。ブダイ科のイロブダイである。

イロブダイはその奇抜な色彩・斑点が目を引く魚だが、琉球列島ではふつうに見られる魚のようだ。成魚は全長50cmになり、最大で80cmにまでなるという。

▲イロブダイ幼魚

この種が有名なのは幼魚と成魚、成魚でも雌雄で色彩や模様が大きく変わるということだ。幼魚は白とオレンジが特徴だが、雌の成魚は赤みを帯びた色彩で、成魚の雄は写真のように極めてカラフルになる。

イロブダイはこれほど派手な色彩をしていても食用となり、今回の個体は刺身にしたが美味だった。肝臓も大きめで食用にしたくなるが、この仲間は肝臓が毒化しやすいようでアオブダイやナンヨウブダイで猛毒のパリトキシンが検出されたことがある。下手に手を出すと命にかかわるのだ。

なお、イロブダイは従来から学名が変更されている。従来はCetoscarus bicolorという学名が使用されてきたが、これは紅海のものにあてられ、インドー太平洋のものはC.ocellatusとなるようだ。両種の違いを記した文献は見つからなかったが、紅海のは下顎が白いように思える。ブダイ類は広域分布とされているものでも地域変異があるものがおおいようだ。ハゲブダイも太平洋のものとインド洋のものは別種になっているし、オニハゲブダイもそうである。ヒブダイも紅海のと日本のものはちょっと違うような気もする。

この個体は石垣島の魚市場で購入したもの。前に石垣島の市場を訪れたときにはこのイロブダイ雌とナミハタとチョウチョウコショウダイを購入したが、イロブダイの大きくてグリーンのものを購入したのは初であった。

このほかにも購入した魚はいろいろあるが、それはまた今度ご紹介したい。

シェアしてね

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSやってます