クロオビマツカサ | 魚のブログ

クロオビマツカサ

クロオビマツカサ Myripristis kuntee   Cuvier

今回はイットウダイ科の普通種を紹介します。クロオビマツカサです。この魚は熱帯サンゴ礁域に多く見られ、高知県以南の岩礁域にもいます。高知県では夜間に釣りで漁獲されることが多いです。

名前の由来

名前の由来は鰓蓋付近に長い黒色帯があることです。英名のShoulderbar soldierfishというのも、そこから来ているのでしょう。科の学名HolocentridaeというのはHolocentrus属という属から来ているのですが、この仲間は日本からは知られていません。ただし、ノボリエビス属という標準和名がつけられています。

クロオビマツカサ 2007年10月高知県で採集。

分類

本種はキンメダイ目イットウダイ科に含まれます。このイットウダイ科にはイットウダイ亜科とアカマツカサ亜科の2亜科に分けられ、このうち、本種はアカマツカサ亜科のアカマツカサ属に属します。アカマツカサ属は日本からは15種類が報告されています。

本種と同じイットウダイ科に属するが、別亜科に含まれるニジエビス

生態

この仲間は総じて夜行性で、夜釣りで釣れますが、なぜか昼間はまったくといっていいほど釣れません。昼間は洞窟や岩の隙間などに隠れているといわれます。肉食性で小魚や甲殻類を捕食します。

利用

イットウダイ科は本州ではあまり食用としての人気はありませんが、沖縄では塩焼きやから揚げにして食べられます。本種は観賞魚にもなります。

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