ヒレグロ

ヒレグロ

今回は北の海で食用にされている魚です。ヒレグロGlyptocephalus stelleri (Schmidt)です。

見た目まんま、鰭が黒いからヒレグロ。これまた見た目まんまですが、カレイ目・カレイ科に属します。ヒレグロ属の種は大西洋に1種、もう1種、ベーリング海~カリフォルニアにかけて生息します。本種は東シナ海北部・日本海各地、銚子以北の太平洋岸からロシアにかけています。

ヒレグロはヤナギムシガレイに良く似ていますが、頭部無眼側にくぼみがあること、背鰭・臀鰭縁辺が明瞭に黒くなることから区別できます。小型の個体は浅いところの底曳網でも漁獲されますが、大きな個体は深い場所に多いです。

無眼側もこんな感じで真黒です。

良く似たヤナギムシガレイは高級食用魚(干物)ですが、本種はそれほどでもなく、安価にうられているようです。でも決してまずいというわけでは有りません。干物にしても焼いても煮ても十分に美味しくいただけます。

北日本や日本海側ではカレイの種類が多いです。日本海側の底曳網で漁獲されるのは本種のほかにはアカガレイ属のアカガレイ・ソウハチ、ヤナギムシガレイ、ムシガレイ、メイタガレイなどがあります。いずれもそれらの土地で食されています。

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コメント

  1. MARI-J より:

    北方のカレイいいですね♪
    北海道でソウハチやクロガシラ釣ってみたいです。
    しかし当面の目標はイシガレイ、ヌマガレイ、
    ムシガレイ、ババガレイです。

  2. 椎名 より:

    うーん。ヌマは北日本・日本海側じゃないと無理そうですね。ムシガレイはそちらでもみられるでしょう。釣ったら魚図鑑に登録願います。

    私はツノガレイが釣りたいです。

  3. はるのぶ より:

    こちらでは初めまして!

    スーパーではアカガレイやマコガレイと共に毎日見かけますが、ちゃんと美味しいですよね。

    折角北海道にいるので、おかっぱりでは難しそうでも一度船釣りでもして釣ってみたいです。

  4. MARI-J より:

    ヌマガレイは利根川河口域や茨城方面で
    結構、釣れるようですよ。

    ツノガレイって結構深場にいるんですね。
    釣りで釣れることはあるんですか?

  5. 椎名 より:

    はるのぶさん

    地元の美味しい魚はいっぱいありますね。ただメジャーな存在になりきれないのかも。今でこそネット通販では出回りますがヒレグロもタナカゲンゲなども最初は地元でしか消費されなかったようです。北の海のほうは少ないですので、どんどんうpしてください。

    MARI-Jさん
    利根川でも釣れるというのは驚きますね。さらにいえばソウギョがつい最近まで魚図鑑未登録魚種でした。ぜひ釣ってUPしてください。外来種ですから駆除も兼ねて。唐揚げで美味しいそうです。
    ツノガレイはさかなBBSに1匹だけアップされていました。ただ日本では北海道でも北部に分布が限定されてるようです。

  6. 鈴鹿 より:

    ヒレグロってその名の通り鰭が黒いですね。

    下関ではコケビラメも結構水揚げされていました!

    私にカレイ目の同定は難しいです^^:

  7. 椎名 より:

    そうですね、ヒレグロはその黒っぽい体色と鰭が黒身を帯びるのが特徴です。日本海側全域にいますので、下関でも漁獲あると思いますよ。干物もつくってるはずです。