ホウズキ

ホウズキ

二日連続でフサカサゴ科の魚です。

今日はホウズキHozukius emblemarius (Jordan and Starks)。Hozukiというのは、植物の「ホオズキ」のほうが有名、でも魚のホウズキの方も以後お見知りおき願います。

ホウズキは前回のハチと同じくフサカサゴ科の魚ですが、その分類学的な位置はかなり離れています。ハチは「ハチ亜科」に属してますがホウズキはメバル亜科に属します。メバル亜科は4属、もしくは7属、凡そ120-137種が知られています(この数値はキチジ亜科を本亜科に含めるか否かで変わってきます)

ホウズキ属の魚は本種と、ベニメヌケの2種が知られています。本種では頭部側面ほぼ全域が鱗におおわれていますが、ベニメヌケでは吻・主上顎骨・下顎は無鱗です。分布域としては、ホウズキは日本の太平洋岸の広い範囲にすむのに対し、ベニメヌケは北太平洋の天皇海山周辺にのみ産します。

写真からもわかりますように主上顎骨に鱗があります。

さて、ではお待ちかね、食の話題へ。実はこの個体は「アコウダイ」と市場関係者さんがおっしゃっていました、でもこれは帰宅後に見なおしホウズキと判明。アコウダイは美味しい魚で有名ですがホウズキのほうはあまり食に関する記述が見当たらない。でも市場関係者もアコウダイと売っていて、クレームないということは美味しいのでしょう。

肉は白身で薄ら桃色がかっています。こういう深海のフサカサゴ類はなかなか食する機会もなく、楽しみ。

さて、一口運んでみますと、なかなか、ご飯もすすむというもの。脂もほど良くのり、甘みのほうもあります。今回は刺身で食べたのですが、フサカサゴ類は煮付け、というイメージもあります。次購入する機会があるなら煮付けを頂きましょう。

右のオレンジ色の魚ですが、これはまた後日。

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