ダツ

ダツ

今回ご紹介するのはダツStrongylura anastomella (Valenciennes, 1846)で。ダツ目ダツ科ダツ属ダツ。ダツ目はダツ科・サンマ科・トビウオ科などからなるグループで、ダツ科魚類は長いくちばしが特徴的です。

写真は口を閉じているためわからないですが、口には鋭い歯がならんでおり、危険な様相。さらに吻はよくとがり、光に向かい突進するため、場合によっては危険です。

ダツの頭部にはもう一つ特徴があります。鰓蓋中央部には鱗がみられません。ダツ属魚類は日本から2種知られており、よくにたリュウキュウダツと区別するポイントがこの鰓蓋中央部の鱗の有無です。

オキザヨリ

日本の沿岸ではダツのほか、テンジクダツ属のオキザヨリTylosurus crocodilus crocodilus (P?ron and Lesueur, 1821)でもまたよく見られます。ダツよりもがっしりとした様子で、全長1.3mになる大型種。テンジクダツ属魚類とダツ属魚類を見分けたいのであれば、尾柄部を見るのが一番簡単。

▲ダツの尾柄部

▲オキザヨリの尾柄部

ダツ属魚類には尾柄部に隆起線がなく、オキザヨリなどのテンジクダツ属魚類には隆起線が見られます。このほかヒメダツ属魚類にも隆起線があり、ヒメダツでは尾柄部が側方に張り出すという特徴があります。

食用になる

ダツ科魚類は同じくダツ目に含まれるサンマ科やサヨリ科、あるいはトビウオ科などと比べるとあまり食卓でみる機会がない種類ですが、実際には美味なものです。

今回は塩焼きにして食したのですが、確かに大きめのサンマににた味わいも。本種の場合骨が青緑色というのはちょっと気になりますが、美味しい種類です。

●ダツ科

シェアしてね

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSやってます