オオシマドジョウ

オオシマドジョウ

オオシマドジョウです。優子ちゃんではないです(笑)。

「シマドジョウ」の和名は、古くから使われてきて、子供のころ読んでた図鑑にも出てきたおなじみの名前ですが、昨年ついに標準和名として消滅しました。現在、東日本のものは「ヒガシシマドジョウ」、西日本のもので、2倍体のものは「ニシシマドジョウ」、本州の西部~四国の瀬戸内側、九州の一部にすむ4倍体のものは「オオシマドジョウ」、高知の一部にすむのは「トサシマドジョウ」と、4つの種類 (種、または亜種) に分かれています。

オオシマドジョウは尾鰭基部の斑紋が明瞭で、つながることが多いようです。ただし、これは、あくまでも目安でしかないようで、実際にはいろいろな個体があるようです。ニシシマドジョウとはよくにており、同定の為に核型やmtDNAの分析、赤血球の分析確認などが必要とされています。

私は、今年はじめてシマドジョウ種群の「ニシシマドジョウ」を手網で掬い、この魚を観察する機会に恵まれました。そして、先週に初めてこのオオシマドジョウを採集することができました。これらの2種は、専門家によれば非常にそっくりではあるようですが、私が見た限り (もっとも、私が見た個体が「典型的なもの」であったからかもしれないのですが・・・) 、この2種はかなり異なる「別物」であるという印象を受けました。シマドジョウの仲間も生息できる環境が一部地域では少なくなり、四国のトサシマドジョウのような保護される対象であるものさえいます。しかし、保護するというのであれば、その地域の集団や種類を保護する必要があるのであり、余所から別の集団や種類を持ってくるのであれば、それは保護ではなく新たな外来魚の放流ということになるのでしょう。

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