セトミノカサゴ

セトミノカサゴ

ぼろぼろですが、変わった魚。

先月トウジンや、ユウダチタカノハと一緒にはいっておりました、フサカサゴ科のセトミノカサゴParapterois heterura (Bleeker, 1856)です。

セトミノカサゴは和名の中に「ミノカサゴ」とあるように、フサカサゴ科・ミノカサゴ亜科に含められていますが、胸鰭に分岐する軟条があることから、胸鰭軟条が分岐しないミノカサゴ属の魚と区別することができます。背鰭棘はミノカサゴ同様細長く、それには毒があるとも言われておりますので、素手で触るときは注意が必要です。

眼の下(涙骨の下)に大きな皮弁があるのが特徴です。これは葉状になるようですが、残念ながら広げていないまま写真を撮影してしまいました。前鰓蓋付近からその前方に小さな棘が密集しているのが特徴的です。また頭頂骨には烏帽子状の隆起がなく、エボシカサゴとも区別できます。

胸鰭には青い斑点があり綺麗です。腹鰭は暗色で青い斑点があり、ホウボウ類の胸鰭を思わせます。古い本では「セトミノカサゴ属は本種のみが知られている」とありますが、現在は2種となってるようで、さらにセトミノカサゴとされてるものの中にも何種かいるようです。

大きい個体は20cmになるようですがこの個体は幼魚のようで、体長53mmでした。

●フサカサゴ科

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