オオモンカエルアンコウ | 魚のブログ

オオモンカエルアンコウ

先月はブログを殆ど更新しませんでしたが、今月は頻繁に更新したいと思います。カエルアンコウ科のオオモンカエルアンコウAntennarius commerson (Latreille, 1804)です。

オオモンカエルアンコウは全長45cmに達することもあるようで、最大級の種類と言えそうです。分布域は広域に及び、インド-中央太平洋域および東太平洋にも分布しています。

最初はこの個体を見たとき、この種類に結構よく似ている「ソウシカエルアンコウ」という種類かと思ったのですが、届いて胸鰭をみるとソウシカエルアンコウではないことがわかりました。

この分厚い胸鰭はこのオオモンカエルアンコウの胸鰭です。胸鰭の軟条も1本1本が分厚いです。まあ私が見てきたアンコウ目の仲間は分厚いものが多かったですが。ソウシカエルアンコウはこの胸鰭の先端が分岐しているのですが、このオオモンカエルアンコウは分岐していません。また胸鰭の軟条数もソウシカエルアンコウの13軟条よりも少ない11軟条が多いようです。

この胸鰭の裏には・・・。

鰓孔があります。白い矢印の先のがそれ。とても小さな鰓孔です。カエルアンコウ属の魚は胸鰭基部に鰓孔があるのが多いのですが、日本国内では加計呂麻島と沖縄県から知られているロケットカエルアンコウという種類は、臀鰭付近に鰓孔があるという特徴があります。

オオモンカエルアンコウは伊豆や高知県、九州南岸、沖縄、小笠原など太平洋岸でよく見られる種類ですが、日本海や玄界灘の沿岸にも生息しています。この個体は長崎県五島列島で採集された個体です。ダイバーに人気のある種類で、近年は観賞魚としての流通も見られますが、餌にやや難ありで、初心者向きとは言い難いものです。

●カエルアンコウ科

シェアしてね

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSやってます