アゴハタ

アゴハタ

先月はこのブログで毒のあるハタの1種「ルリハタ」について書いてきた。今回は再び毒のあるハタが我が家にやってきたので食することになった。これについて記録したい。

それがこの「アゴハタ」Pogonoperca punctata (Valenciennes, 1830)である。アゴハタは和歌山県以南に分布するハタの仲間だが、見た目は他のハタの仲間とは大きく異なる。他の日本に分布するハタ科の魚とは、ヌノサラシに近いようだ。ヌノサラシについては前回のルリハタのところで書いている。

アゴハタの属名Pogonopercaとは「髭のあるスズキ」という意味であるようだ。その理由は顔を見ればわかるというものであろう。下顎には大きな「ひげ」のような皮弁がある。この特徴はヌノサラシとも共通であるが色彩は大きく異なる。ヌノサラシは真っ黒な体に白色の縦線が多数入り、アゴハタは背中に大きな暗色斑があり、体全体に白色斑が散らばるのだ。このほか下顎の「ひげ」の大きさ。ヌノサラシにもある特徴であるが、ヌノサラシはこれが小さい。

臀鰭は8軟条で、棘条も3本あるのだが、棘条は写真ではうまく撮影できず。

今回の個体は、高知県の宿毛湾の市場で水揚げされたものである。送ってくれたお友達「与力水産」の竹村さんにには感謝です。

今回はこれを刺身で食べてみた。ものすごい脂でさばくのが難しい。味は意外と美味しい。こりこりとした食感も良いものである。身の一部には独特のにがみ?があるように思えた。

●ハタ科

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