ベラと遊ぶ

ベラと遊ぶ

綺麗なベラが釣れた。でもこれが何という種類のベラなのかはわからない。
このベラの写真を貼ってSNSのコミュニティに登録してみる。すると、SNSの住人は「これはキュウセンですね」と、返信してくれる。

最近は技術の発展により非常に便利な世の中になった。わからない魚も携帯電話、所謂「フィーチャーフォン」←私はいまだにこれ、であったりあるいはスマートフォンと称されるもの、さらにはタブレット型PCを使用すれば、つながる場所ならどこでも魚をすぐに同定してもらったり、あるいは食べ方などを教えてもらえたりできる。

しかしながら、その情報が本当に正しいかどうかはまた別の話である。

やはりこの世から紙でできた魚図鑑が消えることは今後ないと思う。ただ紙でできた図鑑は、情報が古くなってしまうという欠点がある。逆にネットのコミュニティというのは普通にインターネットをやる人ならば簡単にできるという利点がある。mixiやFacebookなどやってる人ならば簡単に魚関係のコミュニティが1つできてしまうのだ。

簡単にコミュニティの作成ができるのは良いことのように思えるが実際には魚を同定する人がいったいどういう人なのかというのも大事な要素である。それなりに魚に精通している人がひとりか、ふたりは必要だろう。

長くなってしまったが最初のベラの話。

よく釣りをされている方ならわかるかもしれないが、実は最初にアップしたのはキュウセンではない。ホンベラHalichoeres tenuispinis (Günther, 1862) である。ホンベラもキュウセンも、温帯に多いベラの仲間の代表的な種。北海道や青森から九州沿岸に分布し、琉球列島では殆ど見ない。

上から順番にホンベラHalichoeres tenuispinis (Günther, 1862) の雄(型)、ホンベラの雌(型とおもわれるもの)、キュウセンParajulis poecilepterus (Temminck and Schlegel, 1845) の雄(型)、キュウセンの雌(型)である。キュウセンの雄(型)だけ画像がイマイチで申し訳ない。本州から九州の、海藻が生えている場所やその周辺で釣りをしていると、このようなベラ達がよく釣れてくるのである。人気があるのはキュウセンで、これは本当に美味しい。ホンベラも美味しいのだがあまり大きいのは釣れず人気は今一つだ。

ニシキベラThalassoma cupido (Temminck and Schlegel, 1845) はキュウセンやホンベラよりも暖かい海域をこのみ、太平洋側の荒磯ではよく見るベラの1種である。ホンベラやキュウセンよりも青色が強く毒々しいためあまり人気がなく私も食べたことがない。水槽内で飼育するのには適している魚である。

こういうベラを釣るのなら重い装備などいらない。安い竿、安いリール、100円前後のオモリ、数100円の仕掛け(サヨリ仕掛けなどがよい)、餌のオキアミなどがあれば簡単に釣れる。しかしながらその引きは強く、釣り人を楽しませてくれるのである。メジナの大物、クロダイの大物、あるいはイシダイを追うのもよいが、こういう小物釣りは本当に楽しい。

●ベラ科

シェアしてね

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSやってます

コメント

  1. くじら より:

    綺麗ですね☆
    ベラはこちらでも釣れます♪
    いつもリリースするけど1度だけ1キロくらいの大きさ釣って塩焼きにしてみました☆
    すごーく美味しかったです♪

  2. 椎名 より:

    あらー こちらでははじめまして^^
    ベラで1㎏とは大きいですね!どちらで釣れたのでしょう??