ハナアナゴ

ハナアナゴ

ハナアナゴはウナギ目・アナゴ科・ゴテンアナゴ属の魚です。(ただしアナゴ科は単系統群でないといわれていますが)。

ゴテンアナゴ属Ariosomaはむかし「ニラミアナゴ属」とされていましたが、現在はゴテンアナゴ属とされてるようです。日本には属の和名になっているゴテンアナゴとハナアナゴを含め3種が知られていましたが、オオシロアナゴが種に昇格し4種となりました。この属の魚は青森県以南の各地に分布し、ハナアナゴも千葉県~九州南岸にまで分布します。沖縄にはいないようですが台湾や澎湖には生息し、オーストラリア北東部沿岸にまでいます。上の写真の個体は高知県土佐清水市・以布利大敷網で漁獲されたもの。2010年8月です。もう6年近く前のこと。

こちらはフィリピン産の個体。ハナアナゴと思われるのですが、本当にハナアナゴかどうかは不明。頭部は下顎のみに茶色の帯があるのが特徴。背鰭と臀鰭に黒い帯があるのですがそれは縁辺のみ。魚類検索では臀鰭が真っ黒いが特徴とされますが、ハナアナゴも明瞭に黒いのばかりではないため、同定は難しい。さらにこの属のものは書籍などにより学名が代わっていてなかなかわかりにくいものです。Fishbaseによると40以上の種がおり、有効種も28種ありますが、分類は混乱の極み。だれかコメント書いてください。

ゴテンアナゴ属の種類では、ゴテンアナゴは沖合底曳網漁業や、釣りなどで漁獲されています。一方でハナアナゴは沖合底曳網では私は、まだ見ておりません。この個体のように大敷網で漁獲されるほか、夜、防波堤からの投げ釣りなどでも採集することができます。ハナアナゴはまだ食べたことはありませんが、近縁のゴテンアナゴは白焼きにして美味、卵の煮つけも美味しいものでした。このゴテンアナゴ属のものでトロールで漁獲されるシロアナゴやオオシロアナゴもまだほとんど見ていません。他にも深海性のアナゴは色々といますがぜひ見たいというものが多いです。

愛媛県愛南町産 いただきもの。

●アナゴ科

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