ヒメフエダイ

ヒメフエダイ

意外なことに、夏になると本州沿岸の海域にも姿を見せ、釣り人にお馴染みのスズキ目・フエダイ科魚類ヒメフエダイをいまだに紹介できていなかった。まあ、あまり写真の質がよくないけど。

ヒメフエダイはインド-太平洋域(紅海にも分布)に生息するフエダイの仲間。成魚は赤みをおびた体でサンゴ礁域で群れているが、幼魚は内湾に生息していてよく見かける種だ。しかし幼魚は河川でも見ることができる。日本における分布域は、千葉県館山湾以南の太平洋岸の各地と、福岡県津屋崎でも幼魚の記録があるよう。一方成魚は伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島に分布している。ちなみに上の個体は高知県で採集している。

幼魚と成魚は雰囲気がかなり違う。成魚は釣ったことないので各自ぐぐって欲しいところ。尾鰭や尾柄部が黒っぽいのは幼魚の特徴といわれているが成魚でもこの色彩が出ることがある。また幼魚でも尾鰭全体が黒かったり、あるいは黄色かったりする。あまりあてにはならないだろう。釣った時は体の色が違った。なんと真っ青なのだ。赤みを帯びた体の成魚とはまた違う美しさをもつ。

もう9年も前の事であるが、高知で釣りで採集した個体を飼育していた。その時は体を青くしたり、さび色にしたりと、色彩を少し変えていたと思う。フエダイの仲間ではバラフエダイのように、スズメダイの仲間に擬態するような種もいるが、本種もそうなのかもしれない。尾鰭が一様に黄色かったりするから、ソラスズメダイに擬態しているのかも。ただ水中で本種を見たことがあるが、それほどソラスズメダイに似てるようなものではなかった。

ことし5月には喜界島に行く予定だ。その時はこれのもう少し大きいのを狙おうと思っている。

●フエダイ科

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