シビレエイ | 魚のブログ

シビレエイ

これから1週間ほど行方をくらまします。1週間ほどの休暇です。携帯は持っていきますがPCやタブレットなどは残念ながらおいていきますのでお返事が遅れることになるとおもいます。

↑足摺沖産 水深150m

このブログでは板鰓類の登場が少ない。サメの仲間も驚くほど少なかった。ドチザメ科のサメもエイラクブカとホシザメしか出てこなかった。この仲間は鰭に条がなく同定も難しい。エイも5種しかブログに登場していない。

今回はエイの仲間でもちょっと異端な種、シビレエイを紹介します。検索図鑑2版ではエイ目シビレエイ科となっているが、今回は目が変わり、シビレエイ目・シビレエイ科となっていた。「日本産魚類検索」では、シビレエイ・ハクテンシビレエイ・ネムリシビレエイ・ヤマトシビレエイ・ゴマフシビレエイ・タイワンシビレエイの6種がシビレエイ科のものとして掲載されているが、海外の文献では最初の3種をNarkidae(シビレエイ属、ネムリシビレエイ属など6属)、ヤマトシビレエイやゴマフシビレエイなどをTorpedinidae(1属)、タイワンシビレエイの仲間をNarcinidae(4属)と分けている。このほかにオーストラリア近海に特有のHypnidaeという科もある。これはゴウシュウシビレエイとも呼ばれているもの1種のみを含む科で、見た目もほかのシビレエイの仲間と大きく異なるユニークな種類だ。

日本に生息しているシビレエイ属の魚は2種。シビレエイとハクテンシビレエイ。ハクテンシビレエイはシビレエイに似ているが体の背面に白色点があることや腹鰭縁辺が凹むのが特徴とされている。シビレエイは腹鰭前縁が凹まず、体の背面には白色点がない。ただしシビレエイでは、体の背面に黒い斑模様が出ることがある。

↑尾鷲のシビレエイ 黒色斑がある

↑尾鷲のシビレエイの模様

標準和名や、別名の「デンキエイ」は、本種が発電を行うことに由来している。体盤の前の方に蜂の巣のような形をした発電機をもち50~60ボルトの電気を出す。温和で自分から攻撃することはまずないが、網にかかった時などに注意する必要がある。食べることもできるようだが、普通は水揚げされていない。沖合底曳網漁業では水深150m前後の海底でよく漁獲されていたが、もっと浅い場所でも漁獲される。沖合底曳網漁業ではほかにヤマトシビレエイも見ているのだが、この種はもっと深い場所に多いようだ。なおヤマトシビレエイは背鰭が2つあるので、1つしかないシビレエイとの区別は容易。

↑シビレエイの背鰭と尾鰭

なおエイの仲間はガンギエイ類を除きすべて胎生で幼魚を産む。この個体も一番上の写真の個体と同じ網で採集された。

●シビレエイ科

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