シールズカージナルフィッシュ

シールズカージナルフィッシュ

一昨日インターネットをチェックしていて、B-Boxアクアリウムのブログをチェックしていたら、「フタスジイシモチ」が入荷したとの報を受けて昨日出かけました。さらに途中松戸店でもお買い物をしてダブルヘッダー。

るんるん気分で八潮に到着。そこにいた「フタスジイシモチ」は予想した通りシールズカージナルフィッシュ。この種は2014年にも入荷していたのだが、混じりでしか来ないようで、いるときに入手しないと難しいのだ。この種にはよび名がいくつかあり、あまり他の種と区別されずに扱われていたり、「チークバーカージナル」などの別名で呼ばれていることもあるのだ。勿論どの英名が正しく、どの英名が正しくないなんてことはない。標準和名がないので、この種の唯一確実に正しい名前は学名の「Ostorhinchus sealei」となる。従来はApogonとされていたが、テンジクダイ科の仲間の分類は最近大きく変わっているので要注意。これは4月ごろ記事にした

分布域は西太平洋で、フィリピンやソロモン諸島、マレーシアからパラオ、ミクロネシア方面にまで分布する。Fishbaseでは日本にも分布しているとあるが、日本にはいないと思われる。

鰓蓋にあるオレンジ色の横帯が特徴。体側には黒い2本の縦帯があるが、これは点状になることもあり、尾柄部に黒い斑点がある(上の写真) 体は黄色っぽいというか、オレンジっぽいというか、微妙な色でこれはまた綺麗である。よく似たものに西太平洋やマレー近海に生息するスポッテッドギルカージナルフィッシュというのがいるが、鰓蓋の模様が異なる。シールズカージナルフィッシュではオレンジ色の横帯になるのに対し、スポッテッドギルカージナルフィッシュではオレンジ色の斑点になるのだ。これは英語名そのまんまの名称。

テンジクダイの仲間は綺麗でおとなしいし、口内で卵を保護する様子も観察できるなど観賞魚としての魅力がたくさん詰まった魚のはずなのだが、あまり人気がない。どうしても人気は小型ヤッコの方に行ってしまっている。

到着してすぐの魚の購入は本来は避けるのがベターなのだが、今回の個体は到着後すぐに「クリーンコペポーダ」「メガバイト レッド」を口の中に含むのを確認できて一安心。しかしながらテンジクダイの仲間は輸送などに弱い面があるので、この仲間のものを初めて飼育するならばお店に長く在庫され配合飼料もばくばく食う個体が安心だ。すれ傷がある個体、鰭が溶けてしまっているような個体は絶対に避ける。薬にもあまり強くないのに白点が出ることもあるため、安定して、かつキレイな水質を心がけたい。ミドリイシの合間を泳ぐテンジクダイの仲間はとても綺麗だろう。

●テンジクダイ科

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