イエローラインドカーディナルフィッシュ

イエローラインドカーディナルフィッシュ

昨日の日曜日は一寸B-Boxアクアリウム(八潮)へ。目的は海水魚コーナーのブログを拝見し海水魚コーナーに入ったテンジクダイ科の魚を見に行く。テンジクダイ科の魚はヤッコの仲間などとは違い、問屋も種類をよく確認していないよう。だから販売名と違う種類であることも多く、逆にそれはまた楽しみなのだ。

今回はマニラから大量のキンセンイシモチが入っていたのも特徴的だった。マニラの縦線があるテンジクダイと言えば赤い縞模様があるパーリーカーディナルフィッシュ(レッドストライプカーディナル、マルガリータとも)が代表的だ。しかもオレンジの色あいは日本産のキンセンイシモチとはやや違う感じ。これも綺麗で泳がせたかったが、別の魚を購入。

イエローラインドカーディナルフィッシュという種類。マニラのキンセンイシモチ十数個体のなかにたった1匹だけいた。キンセンイシモチとは体のラインの色彩が違う。しかしあれだけの個体がいるなかで私が望んでいる個体を掬ってくれる。しかも網ではなくプラケースで!B-Boxアクアリウムのスタッフの方は素晴らかった。通販も行っているが、実際に見ないとわからないことも多い。訪問出来たのはとてもよかった。写真は帰宅後に撮影した様子。左下に写っているのは7月にお迎えしたシールズカーディナルフィッシュ。丈夫で飼いやすく元気ではあるが、同性の同種同士では喧嘩をする。イエローラインドカーディナルフィッシュのほうは、少し尾鰭の先が切れているものの元気そう。餌はもうすでにメガバイトレッドをよく食べている。

西太平洋からアンダマン海にかけて生息する。日本では屋久島で本種の水中写真が撮影されているが、水中写真だけで標本が獲れていないため、標準和名はついていない。Fishbaseで採用されているコモンネームはYellowlined cardinalfishであるが、成長すると第2背鰭がやや大きくなるという特徴があるため、High-fin cardinalfishという名前も使われている。

成長すると体側の縦線は薄くなるらしい。そして体全体が黄色っぽくなり、先ほども述べたように背鰭の形も変わってくる。大型個体は見事なオレンジ色で、頭部の青い縦線が目立ち、かなり美しくなる。

こちらの標本(フォルマリンで展鰭済み)はサマール島産。「鈴鹿」さんからのいただきものです。ありがとうございます。これは一度冷凍してあった個体で、斑紋は薄くなってしまっている。尾柄部の斑紋は生きているときには目立たないようだが、標本にすると明瞭に出てくるものと思われる。また生きているときにも出てくることがあるようだ。

成魚は全長12cmほどとこの仲間ではやや大きくなる。同じようにテンジクダイの群れの中から「混じりもの」を抜いて飼育しようと思っている方は一応注意したい。気は若干強いものの、飼育は容易、ただ古い水で飼育するのは良くない。小さな甲殻類は食べてしまうことがある反面、大きな甲殻類や大きめの魚には襲われてしまうことがある。同属の魚では争うこともあるが他の魚とは比較的協調性があると思われる。サンゴとの相性は全く問題ない。

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