トゲヨウジ

トゲヨウジ

昨日梅雨入りしました。雲が多いですが雨はまだ降っていません。そんな北関東から更新。今回は昔に採集した魚のご紹介。

トゲウオ目・ヨウジウオ科・トゲヨウジ属のトゲヨウジ。

トゲヨウジはヨウジウオの仲間なのですが、他の多くのヨウジウオと異なり尾鰭がなく、尾部で海藻・海草類やロープなどに巻きつきます。ほかにタツノイトコやスミツキヨウジなどの種も同じように巻きつきます。尾でほかのものに巻きつく習性がある魚といえば、タツノオトシゴがあげられますが、実際に魚類検索図鑑ではトゲヨウジやタツノイトコ、スミツキヨウジはタツノオトシゴ亜科に含まれています。しかしFishbaseを含む海外の図鑑ではこれらの仲間はヨウジウオ亜科に含まれており、タツノオトシゴ亜科はタツノオトシゴ属魚類のみとされています。

分布域は紅海・東アフリカからサモアに至るインド-太平洋域。日本では千葉県以南の太平洋岸に広く分布しています。越冬は恐らくしていないものと思われます。英語ではAlligator pipefish、ワニのようなヨウジウオというような意味のようです。内湾のアマモ場に生息して見つけられさえすれば採集は容易です。しかし飼育についてはやさしいものではなく、活き餌が必要になります。なおトゲヨウジ属は本種のみの1属1種です。

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